2015年7月22日水曜日

値段が高いキーボードは何が違うのか?

「値段が高いキーボート安いキーボードの違いはなんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。
今回は値段でキーボードのどこが変わるのかを説明します。

キーボードに使われているスイッチで基本的な押し心地や耐久性が決まって決まってきます。
スイッチの質が値段に直結してくるのです。


スイッチの種類


メンブレン

メンブレン

回路の張りめぐらされたフィルムを重ね合わせすべてのキーを1シートでカバーした構造のため
低コストで生産可能だがスイッチ寿命が500万回~1000の物が多くメカニカルや静電容量方式と
比べると耐久性が低い。5000円までのキーボードによく使われている。
押し戻し機構は基本的にはラバードームなので押した感触はぐにゃりとした感触でキーの
中央を押さないとグラついて押しづらいことが多い。しかし一部のキーボートはプランジャー
(スライダー分割とも言う)をラバードームとキートップの間に搭載することで軸面積を稼せぎ
グラつきを抑えスムーズに押し込めるものも存在する。
プランジャー(スライダー分割)

これを採用したキーボードには バッファロー  BSKBC16BK、ビットワントレード BFKB109UP1、
富士通コンポーネント FKB8769などがある。
この他にもコイルスプリング(金属バネ)を利用して打鍵感を改善した物ファミリーベーシック
など)、ラバードームとコイルスプリングを併用して打鍵感を改善したした物Libertouchなど)が
存在します。


パンタグラフ

パンタグラフ

薄型キーボード、ノートPC用のキーボード、Bluetoothキーボートによく使われる方式。
基本的な仕組みはメンブレンと同じだがパンタグラフの「支持構造」を持たせることに力が
ムラなく伝わりしっかりとした打ち心地がある。
薄型キーボードに向いてせいなのかストロークが2mm以下の短いものが多いが一部の製品
(Excellio LiteやBSKBU14BKなど)では3mm近くのストロークを持つ物も存在する。


メカニカル

メカニカル CherryMX 赤軸

高級タイプ(8000円以上)の有線キーボード良くに使われている。
金属のコイルスプリング(金属)を組み込んであるため反発力があり、ストンストンと心地良い
独自のタッチ感があります。
この方式ではCHERRY MXスイッチが多く使われており、この中でもクリック感がある
青軸(押下圧 50g)、茶軸(押下圧 45g)、クリック感がない赤軸(押下圧 45g)、黒軸(押下圧 60g)
と呼ばれる4種類のスイッチがよく使われているようです。

1キーに1スイッチが必要なため製造コストは多くかかるためメンブレンやパンタグラフより高く、
水没やキースイッチの経年劣化によるチャタリング(一回しか押していないはずなのに複数回
押したように認識される現象)が発生してしまうという欠点がある。
それでも構造上はメンブレンやパンタグラフより寿命が高い。


静電容量無接点型

静電容量方式

メカニカルと同じく、1キーに1スイッチを持ちます。
反発機構はメンブレンやパンタグラフでも使われているラバードームを採用していますが、
その中心に円錐型のスプリング(バネ)が入っているので、ストンストンと心地良い独自のタッチ感
があります。このスプリングが押されることによって変化する静電容量一定以上変化すると
キースイッチがオンになったと認識します。
ラバードームが断裂またはコントローラーが故障するまで使えるほどの高寿命。
基本的には10年くらいは使えるレベル。
銀行で使われていることで有名な「Realforce」やそのOEMキーボード(HHKB2 Proなど)はこの
スイッチを採用している。
ちなみにこの方式は東プレが特許を取っているため他社製品はOEM品しか存在しない。

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